アルザス風りんごのタルト風タルト
先日タルトタタンを作った時、もうひとつできるぐらいブリゼ生地があまってしまった。(まだ初心者だからしかたない。。。)生クリームもそろそろ使わなくてはいけない。キッシュにしようかと思ったけれど、キッシュはすでに4回ぐらい練習したので今回は別のものにしたい。りんごもある。
検索したところ、アルザス風りんごのタルトというものが出てきた。とても簡単そうだったので、これにしてみた。でてきたレシピの中からCuisineAZとMarmitonの中間ぐらいで作った。どちらもビデオありなので、イメージがつかみやすい。
CuisineAZ
Marmiton
お皿は直径18cmぐらいの耐熱皿
りんごは1個半ぐらい
卵1個
生クリーム50ml
牛乳25ml
グラニュー糖 大さじ1.5
バニラエッセンス少々
生地を伸ばしてお皿に敷く(穴を開けるのは忘れた。。。)。その上に切ったりんごを並べる。その他の材料を全部まぜてりんごの上から注ぐ。180度に余熱したオーブンで30分焼く。これだけ!
混ぜた液体が足りず、りんごの上の方にはまったくかかっていなかった(泣)が、そのまま焼いてしまった。
甘さ控えめで、りんごのしゃきしゃき感が残っている(液体がかからなかったから?)。見た目は・・・ですが、なかなか好みの味にできました!ふふふ。これだから手作りはいいのだなあ。もっと早く料理好きになりたかった。
本物の「アルザス風りんごのタルト」はわからないから、「アルザス風りんごのタルト」風タルト。これはまた食べたいな。
手作りマヨネーズ フランスのレシピサイト分量比較
自分で作るとおいしいらしいマヨネーズを作ってみた。レシピを見比べると、分量はけっこうまちまちである。いろいろでいいのだ。
卵黄1に対しての分量
油 | 酢 | マスタード | 塩 | コショウ | |
Cuisine Actuelle | 200ml |
レモン汁 数滴 |
小1 | 適量 | 適量 |
Marmiton | 100ml | 少々 | 大1 | 適量 | 適量 |
Le Journal des Femmes | 150ml | 小1 | 小1 | 1p | 小さじ1/2 |
Cuisine AZ | 100ml | 少々* | 大 1 | 1p | 1p |
Papilles et Pupilles | 175ml | 大1 | 20g | 1p | 1p |
Ricardo | 250ml | レモン汁 大1 | 小1/2 | 小 1/4 | 適量 |
キューピー | 80ml | 大 1/2 | なし | 小 1/4 | NA |
オレンジページ | 100ml | 大1 | なし | 小 1/2 | NA |
Foodie | 100ml | 小2 | 小1 | 小 1/2 | 少々 |
日本のレシピではマスタードを入れないことが多いが、フランス(Ricardoはカナダ)では今回見たすべてのレシピにマスタードが入っていた。もともとマスタードは入れないという意見もあるようだけれど、そのへんはフランス人の熱い議論におまかせしよう。どっちでもおいしければいいのだ。
上記をみくらべつつ、今回は以下の分量で。
卵黄 1個分
サラダオイル 100ml
ワインビネガー 小さじ2
マスタード 小さじ1
塩 小さじ1/4ぐらい
こしょう 少々
普段食べている市販のマヨネーズと違うことは間違いない。でも普段食べているマヨネーズのイメージが強すぎて、マヨネーズだと思えない。どちらかというと、ヴィネグレットに近いような気がする。今度はキューピーのレシピで作ってみよう。
できたマヨネーズを使ってキャベツのサラダを作った。なかなかおいしかった😌
きんぴらごぼう しょうゆと砂糖だけ
ごぼうがあったらまず考えるのはきんぴらごぼうではないだろうか。だいぶ昔に一度つくって失敗して以来、苦手意識があり作っていない。せっかく料理ブームがきているので、もう一度挑戦してみることにした。
最近ちょっと気になっていることは、調味料の種類をできるだけ減らしてみることである。海外で作ることを念頭に置き、できる限り手に入りやすい調味料のみでどこまでできるか試してみたいのである。今回はしょうゆと砂糖のみで味付けにしてみた。
人気のレシピをいくつか比較して、おおよそこんな感じの割合にしてみた。
ごぼう 短め2本 皮を剥いた後の正味 210g
にんじん 細長いの2本 正味 150g
サラダオイル+ごま油 大さじ1.5
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
唐辛子 輪切り 少々
いりごま 少々
ごぼうは千切りしたあと水にさらす。にんじんはスライサーで千切り。フライパンに油と唐辛子の輪切りをいれて中火にかける。ごぼうを入れ、軽く透明になるまで2分ぐらい炒める。にんじんを加えて油が回るぐらいまで炒める。砂糖を加えて1〜2分炒めたら、しょうゆを加える。あとはしょうゆがなくなるぐらいまで4〜5分炒める。ごぼうが好みのかたさになってたらごまを加えて完成。
なかなかおいしくできた。油はもう少し減らしてもいいかもしれない。もちろん、みりんをいれたり、出汁汁を入れたりすればさらに複雑でおいしいものができるのだろうけど、わたしにはこれで十分おいしかった。料理というのは結局食べる人がおいしければいいのだ。あと何回かこれで作ってみよう。
先日図書館で、「調味料ひとつでラクうまごはん」(近藤幸子さんという方の本)を見つけた。パラパラみてみると、しょうゆだけ、塩だけ、などのレシピが並んでいて、さすがにここまでは・・・と思ったけれど、実は減らしてもいい調味料はあるのかもしれないなと思った。
でもいろいろ入れるのもまた楽しいのよね。実験、実験。
お菓子初心者だけどタルトタタンに挑戦してみた
タルトタタンが見つからない。以前知り合いからタルトタタンの話をきいてから気になっていたのだが、いざケーキ屋さんに行ってみるとない。そもそも行動範囲にケーキ屋さんはあまりない。ケーキはそれほど好きでないのに、食べられないとなると食べたくなるものだ。日曜日だし、りんごが比較的安く手に入ったこともあり挑戦してみることにした。アップルクランブルとスコーンから大きな飛躍である。
いろいろレシピを見回った結果、このおしゃれ兄さんのレシピを参考にした。フランス系もいくつか見て回ったけれど、これが一番楽そうだった。今回はじめてこの方のビデオを見たが、いかにも教えてるっぽくないし、とても楽しそうでところが好感が持てる。りんごの切り方をまちがえるし。ほのぼのする。
このレシピでは、フライパンぽいのでりんごを炒めて、そこへ直接パイ生地をのせてオーブンに入れるのだが、普通に型に入れて焼いた。型は買ってきたばかりのダイソーの200円の型。直径は15cmぐらい。
りんごは1個250〜270グラムのものを3個つかった。皮をむいて(ちょっとつまんだりして)正味580gになった。レシピよりはりんごが少ないし、なんとなく日本のりんごのほうが甘いだろうと考えて、半分の量で作った。(今回のりんごはサンふじ)
結果こんな感じに。
なかなかいい感じにできたと思う。見た目もおいしそう。ただし、底がでこぼこなので、カットすると転がってしまう☺️
りんごはもう少し多くてもよかった。4個ぐらいがよかったかもしれない。火を加えている間に思ったよりかさが減る。
ちょっと甘すぎた。りんごの甘さによるのかもしれないが、もっと砂糖を減らしたほうがよさそう。
最初にしてはまずまずだったんじゃないの?と思ったが、よく考えるとただのアップルパイになってしまったような気がする。これならばアップルクランブルのほうが好きだ。どうも何かが違う気がする。
あらためていろいろなレシピを見回ってみると、ペクチンやらなにやらむずかしいことがいっぱい出てきた。いちどどこかのお店のタルトタタンを食べた上で考えてみよう。いったん休戦。でも作るのは楽しかったから、結果オーライ。
初リゾット ささみとエリンギで
土曜日は朝からお昼にかけて料理ざんまいをしたが、さらに夜ごはんはリゾットに初挑戦した。リゾットはぜひとも作れるようになりたいメニューの一つである。図書館で上田淳子さんの「はじめてでもおいしく作れるリゾット・ピラフ・パエリア」を借りてきた。本とレシピと同じ具材がなかったので、「基本のリゾットの作り方」で紹介されている「鶏肉とマッシュルームのリゾット」を参考に、鶏もも肉をささみに、マッシュルームをエリンギに変更して作った。ささみが固くなり過ぎないように「ささみとセロリのレモンリゾット」を参考にして、入れるタイミングを後のほうにしてみた。
本の後ろの方にリゾットに合わせるおすすめのサイドディッシュのレシピもいくつか載っていた。玉ねぎとハムがあったので「ハムとたまねぎのマリネ」も作ってみた。
さて、出来ばえは・・・
見た目は地味だけれど、味はなかなか。とくに大きな失敗もなく、ささみも固くならずでき上がったと思う。いつもより塩をしっかり入れたのと、粉チーズたっぷりがよかったのかな。塩分控えめにしたい気持ちはあるが、最近は塩をきちんと入れることの大切さを感じている。
この本では、同じ材料をつかった場合のリゾット・ピラフ・パエリヤの違いを見開きで紹介していてわかりやすい。なんとなく「雑炊、炊き込みご飯、フライパンのまま出てくるやつ」と漠然と思ってたのが、なるほど〜と思えるようになった。
たくさんのリゾットのレシピが載っているが、ベースはほぼ同じで、あとは具材のバリエーションと、加えるタイミング、オリーブオイルとバターどちらにするか、生クリームを入れるかといった違いのような気がする。初心者のわたしはまず基本型をしっかりできるようになろう。あと5回ぐらい作ったら覚えられるかな。
週末料理ざんまい
天気はよい。しかし今日は料理を楽しむのだ。
まずはだしをとって大根の味噌汁。そしてフラン、シュルーズベリービスケット、ミネストローネスープ。それから一年以上前にもらったエッグスタンドをとうとう使うために、とろとろのゆでたまごと細切りトースト。ふしぎな組み合わせになってしまったが、楽しかった。
キャラメルフラン
そしてキャラメルフランを作った。キャラメルフランというと気分がいいけれど、カスタードプリンである。レシピはCuisineAZのLiguoriのものを参考に。
Liguoriのビデオはわかりやすいし、料理が簡単に思える(おそらくまだ簡単なものしか見ていないのだろう)ので気に入っている。それに、いつも言うわけではないが「C'est parti!」と言って始まるとなんだか楽しくなる。
カラメルの作り方はまだ格闘が続いている。今日のはまあまあだったけれど、色が薄かった。フランスのレシピを見るとレモン汁を入れているものがいくつかある。レモン、いいのかな?それと、最後に水をいれて危険なことをするのはなぜなんだろう。そのうち調べてみよう。できればやりたくないではないか。もうすこしがんばろう。
Shrewsbury biscuit シュルーズベリービスケット
ほんとうはドライフルーツがたくさんはいった、イギリスの友人宅で食べたようなものをつくりたかったけれど、何もないので今回はレモンの皮だけで作った。レシピはこれを基本に。
これの半分の量で、砂糖は上白糖50gに変更。レシピでは焼く時間がなく「ゴールデン・ブラウン色になるまで」とざっくりだったので(言い訳)、焼き加減がわからず焼き過ぎてしまった気がする。180°で25分ぐらい焼いたような気がする。オーブンレンジとオーブンで焼き具合をくらべてみたけれど、だいたい同じにしあがった。時間もおおよそ同じ。
甘さはちょうどよかったけれど、まだリッチな感じである。バターの量だろうか。もうすこしリッチでない、粉っぽいものが良い。リッチでない、しろうとさんぽい味を目指すのだ。小学校か中学校のときに友だちがやいてきてくれたお菓子のような。そういうものはなかなか手に入らない。
ミネストローネスープ
ビスケットと同時進行でミネストローネを作る。ほんとうのミネストローネがどんなものかはよくわからないが、サイコロ型の野菜のトマト風味のスープである。セロリと半分余ったトマトの水煮があったのでつくってみることにした。
オリーブオイルで玉ねぎ、にんじん、セロリを炒める。水を入れて、コンソメ、トマトの水煮、ローリエの葉、大豆の水煮を加えて煮込む。いいか悪いかは不明だけれど、タイムの粉も少し入れてみた。塩、こしょうで味をととのえて完了。なかなかおいしかった。ニンニクと肉類を入れずになかなかおいしくできたのでとても満足。
さて、よるごはんは何にしようかな。
海外レシピ 大さじ・小さじ・1カップ ml ⇆ cl 覚え書き
フランスや英語圏のレシピをみることがよくある。最初に混乱したのは「c à c」や「tsp」などの表記だ。つい最近1カップは分量が違うことも知った。また、フランスでは 「cl(センチリットル)」という単位を使うこともよくある。まだ混乱しているのでまとめておく。
(そういえば、「cc」と「ml」という言い方があるけれど、どうも最近は「ml」に統一されてきているみたい。)
■大さじ・小さじ
名前が違うだけで分量は同じ。
英語圏(どこの国のレシピかわからないことが多い・・・)
table spoon (tbsp) = 15ml
tea spoon (tsp) = 5ml
フランス
c. à. s (cs)= cuillère à soupe (スープ用スプーン) = 15ml
c. à. c (cc) = cuillère à café (コーヒースプーン) = 5ml
■カップ
カップになると日本と分量が違ってくるので注意。
アメリカ
1 cup = 240ml
(諸説あるようだけれど、これが多い。)
イギリス(と、オーストラリア、カナダなど英国連邦圏)
1 cup (1c)= 1カップ = 250ml
フランス
1 tasse = 250ml
■ cl (センチリットル)
フランスのレシピでとまどったのがこれ。いつもわからなくなるので細かく・・・
1cl = 10ml
10cl = 100ml
25cl = 250ml
50cl = 500ml
細かく見ていくと、微妙な違いがあるようだけれど、ざっくりこれぐらいと思っておくと実用には困らないかな。ざっくりでおおざっぱが好き。